【獣医の日常】Day9:ペットホテルと動物病院

獣医の日常

本日から通常診療再開です!心機一転頑張ろう!

とは、ならずすでに疲弊しています……ぼろぼろです…(;’∀’)

昨年はペットホテルはコロナによってお出かけする人がほとんどおらず、やっていませんでした。

今年は落ち着いてるからやるかなーと思ったら、予想外!11月中にはほぼ空き室0の状態まで埋まってしまいました。

おかげで朝から晩まで10匹以上のワンにゃんずのお世話&急患対応で一日が終わってしまい、正月も終わってましたねー

じゃ、ペットホテルやめればいいじゃんと思われるかもしれませんが、なかなかそうもいきません。

ということで、ペットホテルを専門にしているところにはない、動物病院のペットホテルを利用するメリットとデメリットについて語ります。

メリット

・病気のときの対応ができる

一番はこれですね、ペットホテルを利用される方の多くは、病院に通院されている患者さんで、なんらかの病気の経験ないし、病気の治療が必要な子が多いです。また、ペットホテルに預けるとそこそこ体調を崩す子がいますので、そのようなとき、全く医療的な知識のない施設に預けるより、普段から見知っている病院に預けたほうが安心と思います

・リラックスできる場合もある(普段から病院に通いなれていれば)

よく爪切りなどで病院にいらっしゃている患者さんであれば、そのワンちゃんも病院とそのスタッフになれてくれている場合があります。そういう子であれば病院でも楽しく暮らしてくれる場合もあります。

デメリット

・部屋の広さ

最近では、ペットホテル用の高いグレード(広くて、綺麗な部屋)を備えた動物病院もありますが、多くの動物病院の場合は、入院の子が使うのと同じステンレス製ゲージでお泊りしてもらうことが多いです。そのため、動物の大きさにもよりますがそれほど広くない場合が多いです。すると、便や尿をすぐに見つけて片づけてあげられない場合どうしても汚れてしまうことがあります。

・対応時間

忙しい病院だと、基本的にはお部屋で預かりっぱなしになってしまうことがあります。当院でも、時間があれば遊べる子ならお部屋から出して遊んであげています。散歩は、天候次第ですが行います。しかし、やはりそれを専門にしているところに比べると短いのかもしれません(ペットホテル専門のお店のHP参照)。元気で遊ぶのが好きなワンちゃんネコちゃんでは、忙しい病院に預けると少し寂しい思いをするかもしれません(構われるの好きではない子なら別にですが…)。

と、その子その子によっては、動物病院にぜひ預けたいという希望もあるため、頑張ってました。

さて、明日でとりあえずみんな帰るので、朝は少しゆっくりできそうです…

では、今年も頑張ろう

【獣医の日常】No10:めまいがするほど忙しい

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