【獣医になるには】獣医の仕事の大変なこと７選

もし自分の子供に

と言われたら、どうするか？私なら…

っていうでしょう。なんせ僕はこの仕事が好きですし、子供がなりたいものを尊重したいと思いますしね

でも、僕の周りの友だちの獣医さんには、

と言っている人もいます。世の中の仕事の多くは、楽しい事だけじゃありません！まずは、この内容を見ても挫けないことが獣医になるための第一歩だと思います。

今回は、獣医の仕事の大変ところについて書いていきます。

1．労働時間が長い

労働時間は、多くの場合は長いと思います。基本的には、開業時間=出勤時間ではないので、その前には入院、ホテルの子の世話、その日に使う物品の補充、掃除etcでだいたい1時間は早く出勤します。終わったら終わったで、カルテ作成、ミーティング、調べものetcで日常的に遅くなりますし、病気の子がいればそもそも帰れないこともあります。休診日でも必要があれば出勤しますし、病院によってはペットホテルの世話もあるでしょう。

へたすると24時間働くこともあります。ご飯もなしに…

これは、獣医に関わらず、人の医者も看護師もそうですし、医療従事者に労働時間という概念は、あんまり意味をなさないです。医療従事者って基本24時間臨戦態勢なものです。緊急の子、病気の子が来て、診療時間外だからとは言えませんしね

僕なんか休みに楽しみなイベント入れれば入れるほど、その直前に重病の子を呼ぶというジンクス持ちなので、ろくに友人と遊びの約束なんかできません。婚期も遅れます（人による）。

これをストレスに感じるかそれとも必要とされてると喜べるかは結構大切です。僕は後者です。ネジが飛んでますね(笑)

2．賃金が安い

僕の勤務医のときの給与は、手取りで20万以下でした(笑)そして、さらにサービス残業、サービス出勤当たりまえ～

でした。

※2020年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」の概要によると、初任給の平均額は以下の通りです。 大学卒 ・事務系：218,472円 ・技術系：217,864円

獣医は、その資格を取るのに一般より高い授業料、6年制の大学、国家試験に合格するというハードルを踏まえると…

となる人多数です。

開業すれば、儲かったのは一昔前の話です。今はどこもかしこも都内は動物病院でいっぱいです。石を投げればコンビニか歯医者か、美容院か動物病院に当たります（言い過ぎ）。

また別のところで書きますが、どんどん動物病院は儲からなくなっています。まーうまくやっているところもありますがね

うちは……です(笑)

獣医になる難易度は、医者と大して変わらないので給料だけ考えたら医者になるのがいいかもしれません。

3．汚い・臭い

最近の動物病院は、カフェのように綺麗なところも多数ありますが基本的には動物を扱うところは、すべからく不衛生です。だって、当然糞尿しますし、踏みつけますし、その手で引っ搔き回しますし…etc

もちろんなるべく衛生的にしようと努力しますが、やはりある程度その辺に耐性、慣れを持っていなくてはいけません。

4．痛い

犬は、噛みます。猫は、噛むし、ひっかくし。

僕は、犬に骨が見えるくらい噛まれたこともあります。その後は、自分で消毒して、縫って、働きました(笑)

５．ご家族ともめる

僕は比較的ない方ですが、人によっては、ご家族と治療や費用など様々なことでもめます。最悪訴えられてしまうこともあります。

６．別れ

これが一番つらい事ですが、治療がうまくいってもいかなくても、いづれ生きているものは亡くなってしまいます。気持ちを込めた治療をするほどその反動は大きいものです。

７.一生勉強

獣医の世界は日進月歩。特にここ10年20年の日本における発展は目覚ましいものがあります。

そのため、知識が古いものにならないように常にアップデートし続けなければ、救える命も救えません。そのため、日々勉強。様々なセミナーや本を読んでいきます。また、結構それにも費用がかかります(´;ω;｀)

とまー言い出すと結構キリがないです(笑)ここまで、一気に書けちゃうくらい大変なことがいっぱいです。

でも、これだけ大変なのにこの仕事が好きで、一生続けたいと思えるくらい楽しいのです。

次回は、良かった事を書いてきます！

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→【獣医になるには】獣医になって良かったこと7選