【獣医になるには】獣医師を目指すためにやっておきたいこと7選(学生編)

獣医になるには

獣医になりたい!学生のうちにやっておくといいことある?

ということで

獣医になった自分が転生してまた獣医になろうと思ったら何をするかを考えてみました

このランキングは私個人の足りない能力による独断と偏見が含まれますことをご了承ください

  1. 運動する・体力をつける
  2. 動物を飼う
  3. 人付き合いをする
  4. バイトをする
  5. 英語を学ぶ・海外に行く
  6. 自ら学ぶ姿勢を身に着ける
  7. 将来の目標となる大人を見つける

1.運動する・体力をつける

この仕事についてみて思うことは、体力って大切だなということです。基本的には立ち仕事、動物に合わせて姿勢を無理に変え続けることもありますし、大型犬、活動的な犬猫では検査のために身体を抑えるのも力とコツがいります。

何より必要とあらば深夜だって患者さんを診ますし、状態の悪い子がいれば病院でずっと付き添うこともします。

もちろん、働き方はいろいろあるのでそのようなことがない職場、スタッフ数が多い職場を選べば問題ないですが私の場合は、一人獣医師ですし、あとのスタッフは女性なので必然30や40㎏あるような子を抑えたり、診察台に上げたりするのは難しいため私がします。

身体が資本が基本。別にアスリートのように鍛える必要はないですが、つねに体力の維持、身体のケアが必要です。休めるときは十分休むし、ランニングなどのトレーニングも行って常にいい状態にすることが求められます。

中学高校では、なるべく運動をして運動習慣を作っておきましょう。それが長く健康に働く基本になると思います。

2.動物を飼う

必ずしも動物を飼ったことがないと獣医としてやっていけないかというとそういうわけではありませんがやはり動物を飼った経験や看取った経験は、将来患者のご家族と話しをするときに実感を持って話をすることができるようになると思います。

私自身は子供のころから犬を一匹飼ったのですが、獣医になったころにその子を亡くしました。特に亡くなる前にいくつか病気をしていて、どこまで治療をするのかを家族で迷った経験は、今もご家族にお話をする機会が多々あります。

猫は、大学の頃保護活動で何匹か飼っていたのでその経験がとても役に立っています。

3.人付き合いをする

よく人付き合いが苦手で動物関係の仕事に就こうとする人がいますが、その場合多くが仕事を始めてみて苦労してしまいます。というのも、当たり前ですが動物を診るけれどもその説明をするのは動物ではなくそのご家族です。いかに家族にうまく話をするかでその子の治療がうまくいくかが決まります。いくら勉強していても説明が下手であればご家族は治療を希望しないかもしれません。また、一緒に働くのも人間ですし、多くの医療の職場ではチーム医療が必要になります。つまり、チーム医療の土台はコミュニケーションです。コミュニケーションが取れなければ仕事がうまくいかず、それはご家族に、そして犬猫に迷惑がかかります。とある人がいい臨床医は異性にもてるという表現をしていた人がいます。まー口がうまい人は、当然恋愛に関してもうまくいきますよね( ´∀` )

私自身もあまり人と話すのがうまくなく、特に女性とかずっと男子校にいたもので目を見て話せないシャイボーイだったので苦労しました。また、新卒の頃から偉そうな会社の社長みたいな人やあらを探して攻めてくるような人を説得しないといけないのは少々ハードルも高いです。

そのため、若いころから意識して色々な人と話をしてみましょう。その経験は将来に生きてきます。

4.バイトをする

これも上記のコミュニケーションに関することに近いのですが、もう一つの意味としては、獣医師という仕事は専門的な仕事で結構社会常識からかけ離れていってしまう人が多く出ます(挨拶もできない人がたまにいます)。また、基本的には獣医になったらその仕事しかしないので若いうちに色々な仕事の経験を積んでおくといいと思います。特にコンビニとかなどの人と接する仕事をしておくと将来的にためになると思います。

5.英語を学ぶ・海外に行く

獣医の本場はアメリカです。アメリカは、日本より10年先を行くと言われていました。多くの獣医療の教科書がアメリカで発売されてから翻訳されて日本に来ますし、今では多くの先生がアメリカにわたって各分野の専門医の資格を取って日本で活躍しています。また、今では気軽にPUBMEDなどのサイトから海外の論文を調べることができます。そのため、英語を身に着けておくことは、獣医師として新鮮な情報を仕入れてご家族に提供するためにもとても役立つスキルです。また、可能であれば海外に実際に行っておくことで海外で活動する上での下地を作っておくと良いかもしれません。

6.自ら学ぶ姿勢を身に着ける

医療は日進月歩であり、獣医師免許取得はあくまでもスタートラインに立っただけでその後も常に勉強勉強です。そして、基本的には学校を卒業したら自らの足で学びにいかねばなりません。あれをやれこれをやれと道を示してもらえることは学生の特権です。

まずは目の前の日々勉強しながらどのように勉強すれば自分の中に定着するのか、自分はどのようにすれば勉強に向かうことができるのか、どのようにすれば集中力が保てるのかなど、勉強という行為をするための手順やコツを学生のうちに身に着けましょう。

そのうえで、教科書に載ってない、教科書をみてもわからない疑問を自ら解決にしにいくことも大切です。これは、学びの第2段階です。一方的に与えられるのに慣れてしまうと将来独り立ちした時に何を学べばいいのか悩んでしまいます。自ら疑問を持ちそれを解決する力を養うと優秀な獣医師になれると思います。

今日も私は働きながら合間合間にJBVPという獣医の学会発表、セミナー発表(今年はオンライン)を聞いて勉強しています(今は休憩中…聞き疲れた(笑))。いっしょに勉強頑張りましょう

7.将来の目標となる大人を見つける

自分が将来どのような人になりたいのかを考えて、目標となる大人を見つけましょう。それは、別に獣医師である必要はないです。私の場合は、父が目標となる大人でした。父も医療系の人ですが、日々患者さんのために遅くまで働き、寝ている姿をほとんどみないような人です。そのうえ、時間があればひたすらに本を読み学んでいました。それでいて、家族旅行などにも連れて行ってくれたりと子供ながらすごいなと思っていました。今私自身開業して結婚して子供ができてなお父の偉大さを感じています。将来の目標となる人は決して親族である必要はありません。もし今いないなら探し出会いましょう。必ずあなたに良い道を示してくれるでしょう。

以上です!もうやってる子は継続!

やってない子はどれか一つでもチャレンジしてみてください!

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