
あーうちの子、ストレスかかっているみたい…
でも、なんでかな?
3食昼寝付きで不満なの?
と思われるかもしれません。

人とは、ストレスに思うことが違います。
意外なことがストレス元になってるかも…
もし猫にとってのストレスサインを見た場合、まずはその子の生活環境を見直しましょう。
いつどんな時にそのような行動をとるのかを考えて、それを避けることが第一です。しかし、猫のストレス原因は引っ越しや来客、地震や雷などわかりやすいものばかりではありません。人には思いもよらないことがストレスにつながっている場合も多々あります。
そういった例をいくつか挙げてみましょう。
- トイレ
- 音
- 臭い
- 痛み
1.トイレ
猫はトイレにとても敏感な生き物です。トイレが汚れている、トイレの場所や猫砂が変わったなどで強いストレスを感じます。トイレのストレスが原因で膀胱炎などの病気になってしまう場合もあるので注意が必要です。もし心当たりがある場合、下記を参考にしてみてください
◎猫にとっての理想のトイレ
- 設置場所:食事場所や休息場所から2m以上離れている。壁沿いや部屋の隅、静かな場所、アクセスしやすい場所
- トイレの数:猫の人数+1の数(猫一匹ならトイレ2つ)を別々の場所に
- トイレのサイズ:身体の大きさより大きいもの
- トイレの形状:好みがまちまちのためいくつか試す
- 猫砂の種類:紙、鉱物、化学製品など好みに合わせて試す
- 猫砂の量:深さ5㎝以上
- トイレの交換:トイレの都度排泄物は処理し、少なくとも月に一回は全交換。
- トイレの洗浄:洗剤は使わず、洗うときはお湯で洗浄
2.音
猫の耳は、左右を別々に動かすことができ、音の方向を確認することができます。そして、人よりもかなりの高音域を聴き取ることができます。そのため、人は気にならない様々な音が気になっている場合があります。何か新たな機械や、家の近所で工事が始まったなどの音の変化にも注意し、避けることができるのならば避けるようにしてあげてください。
3.臭い
猫の嗅覚は人よりも優れており、また、顔や体にある臭腺を用いて、他の猫に様々なサインを残したりします。また人が心地よく感じるアロマなどの中には猫の健康を害したり嫌がるものも含まれるため注意が必要です。猫は基本的に自分の臭いのついたものを好みます。そのため、良かれと思って猫の普段使っているタオルや毛布をこまめに洗濯してあげることが猫にとっては逆にストレスになっているかもしれません。
4.痛み
猫の関節炎は若齢でも起こり、11歳以上の猫では9割の子が持つと言われています。しかし、猫では犬と比べ、その症状がわかりづらく多くの猫が痛みを我慢して生活しています。
他にも歯肉炎、膀胱炎など様々な疾患がストレスとなり、猫にストレス行動を起こさせます。
そういった痛みが原因のストレスを緩和するには動物病院にいき、診察や検査を受けるといいでしょう。適切な治療を行えば改善させることができるかもしれません。

ストレスサインを見つけて、早めに対処してあげましょう。
もし難しい場合は、サプリや薬が必要になる場合もあります。

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